×

大韓航空 経営者一家“関税逃れ”家宅捜索

2018年4月23日 19:53

パワハラ問題で警察の捜索を受けた韓国・大韓航空。今度は経営者一家の関税逃れ疑惑で税関当局が家宅捜索に乗り出した。

大韓航空を巡っては趙顕ミン(「日」へんに「文」)専務のパワハラ問題発覚後、経営者一家が海外で購入したブランド品などを会社の備品などと偽って自社の航空機で国内に持ち込み、関税を逃れていたとの疑惑が浮上。これを受け、韓国の税関は23日、本社の家宅捜索を行った。

税関は21日も趙顕ミン専務や姉の顕娥氏の自宅を捜索していて、申告せずに持ち込んだとみられる物品を確認したという。

一方、警察は2人の母であるイ・ミョンヒ氏についても捜査を始めたことを明らかにした。イ氏を巡っては自宅の改装に訪れた業者への暴言や暴行などの疑惑が報じられている。