ブラックボックス、ウクライナに引き渡しへ
176人が死亡したイランによるウクライナ機の撃墜をめぐり、イランの当局者は18日、飛行データなどを記録したブラックボックスをウクライナに送ることを明らかにした。
イランメディアによると、撃墜を調査している航空当局の責任者は18日、ブラックボックスをウクライナに送り、データの解析を行うことを明らかにした。
ウクライナで、フランス、カナダ、アメリカの専門家が解析作業に当たるとしている。
ブラックボックスの引き渡しは、ウクライナ側の要請に応じたものだが、具体的な時期は明らかにしていない。
ウクライナ機の撃墜に対し非難の声が高まる中、イランとしては国際的な原因調査に積極的に協力する姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。