楽天モバイル“試験サービス”利用者を拡大
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクに次ぐ「第4のキャリア」として4月から通信事業に本格参入する楽天モバイルは、試験的に行っているサービス「無料サポータープログラム」の利用者を拡大すると発表した。
楽天は4月から始まる通信事業への本格参入を前に、「無料サポータープログラム」として、去年10月から5000人限定で無料の試験的な通信サービスを行っている。東京23区や名古屋・大阪・神戸に住む希望者5000人が対象で、利用者は品質テストやアンケートに協力する代わりに、無料で楽天の通信回線を使うことができる。このプログラムについて、楽天は23日、利用者を5000人から2万5000人に増やすことを発表した。
楽天モバイルをめぐっては、先月、長時間の通信障害が発生し、総務省による行政指導を受けている。そのため、今回のプログラム拡大によって、楽天モバイルはネットワークの品質を高める狙い。