外務省は新型コロナウイルスによる死者が急増しているとして、イラン全土に対して不要不急の渡航をやめるよう呼びかけるレベル２の感染症危険情報を出した。

外務省によると、イランでは新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していて、死者が１５人確認されているという。また、イランと各国を結ぶ国際便が相次いで停止されたり、周辺国がイランとの国境を閉鎖したりしているという。

こうしたことから外務省は、イラン全土に対して不要不急の渡航をやめるよう呼びかけるレベル２の感染症危険情報を出した。

外務省はイランに滞在する日本人や旅行者に対しても、早期の一時帰国や渡航延期を至急検討するよう呼びかけている。