×

自殺者過去最少も 未成年のみ増加

2020年3月17日 19:43

厚生労働省のまとめによると、去年1年間に自殺した人は2万1
69人で、統計開始以来、最少だったが、未成年のみ増える結果となった。

厚生労働省がとりまとめた去年1年間の自殺者数は10年連続で減少し、男女あわせて2万169人で統計を取り始めた1978年以来最も少ない人数。全体のおよそ7割が男性だった。

年代別でみると、20代以上は、すべての年代で2018年より減少したが、未成年のみ増えた。

厚労省は、自殺の背景をさまざまな要因が連鎖して起きるとしながらも、理由が明らかになっている場合、最も多かったのはうつ病など「健康問題」だった。次いで「経済・生活問題」、「家庭問題」、「勤務問題」となっており、2018年と同じ順位だった。