ローマ法王が融和を呼びかけ モザンビーク
ローマカトリック教会のフランシスコ法王は訪問先のモザンビークで大規模なミサを開き、過去の内戦の記憶を乗り越え、融和に努めるよう呼びかけた。
モザンビークでは1977年から15年にわたって内戦が続き、多くの犠牲者が出たが、その爪痕は現在も消えていない。
法王は「暴力により問題の解決を図っても、さらなる衝突を生み出すだけだ。その代償はとてつもなく高い」と述べ、集まった信者たちに対し、過去のいさかいを乗り越え、融和に努めるよう訴えた。
法王は6日以降、マダガスカルとモーリシャスを訪れる。
11月には日本訪問も予定されていて、近く具体的な日程が発表される見込み。