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安倍首相、サウジ国王と会談

2020年1月13日 1:13
安倍首相、サウジ国王と会談

中東を訪れている安倍首相は、サウジアラビアのサルマン国王と会談し、中東地域の安定化に向けて引き続き協力していく方針を確認した。

アメリカとイランの対立が続く中、安倍首相は「仲介外交」に強い意欲を示しており、サルマン国王と直接中東情勢について意見交換した。

また安倍首相は、これに先立ちファイサル外相とも会談し、連携を強化していくことを確認した。

安倍首相「中東情勢が緊迫の度を高めていることを深く憂慮しています。日本政府として地域の緊張緩和、そして情勢の安定化に向けて関係国とも連携しつつ、粘り強く外交努力を継続していく考えであります」

さらに、安倍首相は、中東海域に自衛隊を派遣し、日本に関係する船舶の安全確保のため情報収集を行うことを説明した。これに対しファイサル外相は、「航行の安全確保は、すべての関係国の責任であり、日本の決定を歓迎する」との認識を示した。