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イラン一転…ブラックボックスは国内解析を

2020年1月20日 21:40

イランによるウクライナ機の撃墜をめぐり、飛行データなどを記録したブラックボックスをウクライナに送ると述べたイランの当局者が19日、一転して、国内で解析作業を続ける考えを示した。

撃墜を調査しているイランの航空当局の責任者は19日、国営メディアに対し、「ブラックボックスを他の国に送ることは決まっていない」と述べ、国内でデータの解析を続ける考えを示した。

この当局者は前日、ブラックボックスをウクライナに送り、フランス、カナダ、アメリカの専門家が解析作業に当たると述べていた。

発言を一転させた理由は分かっていないが、原因究明のカギを握るブラックボックスの取り扱いをめぐり、政府内で意見が対立している可能性もある。