483円安 円高傾向やアジア市場休場で…
27日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げた。平均株価の終値は先週末に比べて483円67銭安い2万3343円51銭。下げ幅はことし最大で、2019年3月25日以来、およそ10か月ぶり。
27日の東京市場は、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念などで取引開始直後から多くの銘柄で売り注文がふくらみ、平均株価の下げ幅は一時、500円を超えた。
外国為替市場で、円相場が先週末に比べて円高に傾いたことや中国や香港などアジアの主な株式市場が“春節”の休暇で休場のため、リスクを回避する動きが東京市場に集中したことも株価を押し下げる要因となった。
東証1部の売買代金は概算で2兆1772億円。売買高は概算で11億8046万株。