島根・宍道湖 「放射霧」一面真っ白な世界
島根・松江市の宍道湖周辺では11日朝、濃い霧が発生し、一面、真っ白な世界となった。
秋から春先の晴れた日に発生する「放射霧」。水の都・松江市では街が霧に覆われ、宍道湖周辺には幻想的な風景が広がった。午前7時半には霧で隠れていた松江城だが、2時間たってようやくうっすらと確認することができた。
気象台では午前3時42分に島根県の広い範囲で濃霧注意報を発表していて、11日朝はドライバーもゆっくりと車を走らせていた。
松江市民「(今季は)今まであんまりなかった。朝、雨が降らなかったらこの時間帯に霧ができるんだけどきょうはすごい」
このあとの山陰地方は高気圧に覆われ、各地で晴れ間が広がり、外出日和となりそうだ。