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候補者選び ニューハンプシャー州開票進む

2020年2月12日 12:34

アメリカ大統領選に向けた野党・民主党の候補者選びで、2戦目のニューハンプシャー州の予備選挙は、投票が締め切られ現在、開票が進んでいる。

38歳の若手・ブティジェッジ候補の演説が予定されている会場には、つめかけた支持者が、結果が出るのを今か今かと待ってテレビモニターを食い入るように見ている。

アメリカのNBCテレビによると開票率49%で急進左派のサンダース候補がリード、その後をブティジェッジ候補が追っている。初戦で予想以上の躍進をみせたブティジェッジ候補が今回、どこまで支持を広げられるかが注目されている。

また、ここにきて、女性で上院議員のクロブシャー候補が急浮上し、3番手につけているという。

一方で、現在5番手と苦戦している穏健派のベテラン・バイデン候補は予定していた支持者との集会を突如キャンセルし、今月下旬に予備選が行われるサウスカロライナ州に入っている。

2戦連続で厳しい結果になることを見越したもので、この後、予備選が行われる他の州での支持固めに専念する戦略とみられる。

2戦目までを終え、バイデン候補から離れた穏健派の票がブティジェッジ候補、そして現在、3番手につけているクロブシャー候補と新たな行き先を探している構図も浮き彫りとなっている。