和歌山の病院 新たな感染者なし
これまでに医師ら5人が新型コロナウイルスに感染したことが確認された和歌山県の病院について、県は16日会見し、新たな感染者は出ていないと発表した。
和歌山県は、医師ら5人の感染が確認された済生会有田病院で病院の関係者53人の検査を行い、結果待ちの9人を除く44人が陰性だったと発表した。
また、最初に感染が確認された50代の男性外科医は2回の検査で陰性が確認され、16日に退院することが決まった。
ただ、感染が確認されている60代の男性患者の家族1人と別の病棟の入院患者1人に発熱などの症状が出ていて、検査が進められている。
また、重症となっている70代の男性患者が、入院前の先月28日にもこの病院で受診していたことが新たに分かり、県が感染ルートとの関連を調べている。