新型コロナウイルスの感染が拡大しているアメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスなどで、レストランの店内飲食が再び禁止されることになりました。

カリフォルニア州では感染者が累計で２３万人を超えていて、入院患者も増えています。このため州知事は、感染が拡大しているロサンゼルスなど１９の郡で、レストランの店内飲食の利用などを再び禁止にしました。

利用客「この店が好きで、毎日店内で食べたいが、多くの人が周りにいるのは気分が良くないので、禁止に賛成だ」

また、ニューヨーク州のクオモ州知事も１日、来週６日から予定していたニューヨーク市内の飲食店の店内での飲食を当面延期すると発表しました。

再開に向けて準備を進めていた飲食店には困惑が広がっています。

居酒屋『ケンカ』店主「これは困りましたね。ほんと先がないような、未来がないような感じ」

感染状況が落ち着いているニューヨーク州は、感染率が高い州からの訪問者の隔離を義務づけていますが、クオモ知事は、この対象となる州が１６に増えたとしたうえで、感染が再拡大することを強く警戒しています。