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オンライン授業で“教育格差”広がる懸念

2020年5月2日 16:06

新型コロナウイルスの影響で学校の休校が続いているアメリカのロサンゼルスでは、オンライン授業が行われていますが、教育の格差が広がる懸念が指摘されています。

ロサンゼルスでは3月中旬に休校になり、オンライン授業が始まっています。こうした中、インターネットの利用環境が教育の格差を広げるとの懸念が出ています。

地元大学の調査によりますと、ロサンゼルスでは、幼稚園から高校までの子どもがいる約25万世帯で、パソコンがなかったりインターネットに接続できなかったりするということです。特に貧困地域では格差が拡大する恐れがあり、対策の必要性が指摘されています。

保護者「家でコンピューターの前にいることに慣れていない。これまでは学校で友達がいて、本があって、先生がいて、いろいろな活動があった。だから家での勉強は難しい」

このように保護者からは、学習環境の大きな変化に不安の声も上がっています。