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スマート照明の新製品2モデルも発表

「帰宅/外出するだけでテレビや家電を一斉電源オン/オフ」が可能に。+Styleが自社製品用アプリを機能強化

公開日 2020/02/05 12:53 編集部:小野佳希
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プラススタイルは、自宅の家電を一括管理できるアプリ「+Style」をアップデートし、 スマートフォンのGPSと連携してスマート家電をはじめとした家電をまとめて自動的にON/OFFできる「GPS連携」機能を、 2月下旬以降に提供する。また、+StyleブランドのスマートIoT家電新製品として「スマートLEDベッドサイドランプ(調光・RGB調色)」と「スマートLEDデスクライト(調光・調色)」を2月20日に発売する。

アプリのアップデートでGPS連携機能を追加

■「スマホを持って出かけるだけでテレビや家電を一斉電源オフ」などが可能に

アプリの機能強化アップデートはAndroid/iOSの両方で提供。アップデートにより、 ワンタップで家電を一括操作したり、人が操作せずに家電が自動的に動く「スマートモード」に、「GPS連携」機能を追加をする。同社製スマート家電で揃える必要はあるが、追加機能も含めて無料でアプリを利用できる。

「GPS連携」機能は、「出発/到着を選択してエリア指定」「+Styleのスマート家電や既存家電の動作を設定」という2ステップの事前設定で利用可能。例えば「外出したら、ロボット掃除機が掃除を開始、テレビや照明は一斉にオフ」「帰宅したら、テレビやエアコン、照明を自動でオン」などといったことができる。

なお、「条件」をもとに、スマート家電や既存家電が自動的にどのような動作をするかを自由に設定可能。基本的な「電源オンオフ」以外にも、スマート照明であれば「明るさ」「色温度」、 ロボット掃除機であれば「掃除モード」「吸引レベル」、 スマートリモコンと連携設定したテレビやエアコンであればリモコンのボタン操作をそのまま設定できる。

ほかに、「GPS連携」が動作する曜日・時間帯の設定が可能。 例えば、「平日朝のみ、外出時に家電をすべてオフ」と設定することにより、家族が家にいる夜の外出時に家電が消えないようにすることなどができる。

また、スマートモードでは今回追加する「GPS連携」のほかに、天気情報(気温・湿度・天候・風速)や日の出・日の入り時間を、家電が自動的に動く「条件」として設定可能。加えて、+Styleのスマートリモコンが取得する室温・湿度・明るさデータ、スマートプラグが取得する電源ON/OFF・電力(W)データ、人感センサー・ドア窓センサーの検知データなども「条件」に設定できる。

「気温30度以上の夏日には帰宅時に冷房やサーキュレーターを一斉オン、逆に15度以下の寒い日には暖房や加湿器を一斉オン」などといった設定も可能

なお、前述の通り本機能は+Styleブランドの製品のみが対応。しかし「何か具体的なことを言えるわけではないが、例えば+Styleで買える製品はすべて+Styleアプリでコントロールできるようになるなどといったように他社製品とも連携できるようにしたいとは思っている」(近藤正充CEO)という。

近藤CEO

また、近藤氏は「2020年は5Gの商用化がスタートすることもあり“次のスマホ”がどんなものになるのか話題になっているが、“スマートホーム”という言葉も略せば“スマホ”だ」とジョーク交じりにコメント。「スマート機能がない既存製品もスマート化できることに加え、生活シーンにあわせたスマート製品、そして“本家スマホ”がいらない生活スタイルといったことを我々の製品で実現し、2020年を“スマートホーム元年”にしたい」と意気込みを語った。

社会の“スマホ”化を進めるべく製品拡充や機能強化を図っていく

■熱くないLEDで子供の寝室でも使えるスマート照明/自然光に近い色味のスマートデスクライト

スマート照明は自社サイトの+Style、PayPayモール、Amazonで販売。本日2月5日から予約受付を開始した。価格はベッドサイドランプが4,380円(以下、価格はすべて税込)で、デスクライトが5,200円。「ライト試して予約キャンペーン」も展開し、2月20日の発売日までの予約でそれぞれを1,000円オフで購入できる。また、家庭内のシーンに合わせた機器連携の使い方を提案する「スマートホーム はじめてセット」も用意し、ベッドサイドランプとスマートリモコンを組み合わせた「寝室照明セット」や、 デスクライトとシーリングライトを組み合わせた「勉強最適化セット」など4つのセットを販売する。

スマート照明の新モデル2機種

「スマートLEDベッドサイドランプ(調光・RGB調色)」は、 角がない丸みを帯びたデザインや熱くなりにくいLEDを採用。これにより、「小さなお子さまがいる寝室でも安心してお使いいただけるスマート照明だ」としている。

アプリでは、1,677万色の無段階調色が可能で好みの色味を自由に選択できるほか、あらかじめ用意されている「睡眠」や「読書」など8つのモードから発光パターンや色味を選択可能。また、白色LEDも搭載しており、電球色から昼白色(2,000K〜4,000K)まで好みの色温度を選択できる。

「スマートLEDデスクライト(調光・調色)」は、勉強机などに適するよう自然光に近い高演色LEDを採用。平均演色評価数の値「Ra」においてRa85という数値を実現しており、一般的な蛍光灯などよりも自然光(RA100)に近い色を達成している。また、LED光源は指向性が強く、まぶしい光を放つ特徴があるが、本製品では22cmにおよぶ平面発光設計により配光範囲を広くとることで、目に優しく柔らかい明かりを届けるという。

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