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フルサイズ対応/ソニーEマウント用

タムロン、世界初開放F2.8のミラーレス用高倍率ズームレンズ「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」

公開日 2020/06/11 13:05 編集部:平山洸太
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タムロンは、35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用高倍率ズームレンズ「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(Model A071)」を6月25日に発売する。価格は90,000円。なお同社は新型コロナウイルス感染症の影響により、発売延期や供給遅れの可能性があるとしている。

「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」

高倍率ズームとして世界初となる、広角端28mmで開放F2.8の明るさを実現したフルサイズミラーレス対応高倍率ズームレンズ。ズーム中間域においても、50mmでF3.5、100mmでF4.5、150-200mmにおいてもF5.6を達成したとアピールしている。

「28-75mm F2.8(Model A036)」から始まったレンズシリーズの新モデルとして、シリーズ踏襲のフィルター系φ67mmや、長さ117mm/最大径Φ74mm/質量575gの小型・軽量を追求。携行性に優れたサイズが体にかかる負担を抑え、フットワーク軽く撮影できるとする。

レンズ構成は14群18枚で、絞りは7枚羽の円形絞り。GMレンズ(ガラスモールド非球面)や複合非球面レンズ、XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ、LD(Low Dispersion:異常低分散)レンズといった特殊硝材レンズを配置。これにより、色収差などの諸収差を抑制し、高い解像力を実現しているとのこと。歪曲収差や周辺光量はカメラ側の補正機能を活用する。

また、コーティングには反射防止効果の高いBBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティングを施し、ゴースト・フレアの発生を抑制。フッ素化合物による防汚コートも備える。AF駆動にはステッピングモーターユニット「RXD」を搭載。静粛性にも優れるため、動画撮影時にレンズの駆動音が記録されにくいという。

そのほか、近接撮影では、28mmで最短撮影距離0.19mm/最大撮影倍率1:3.1の撮影が可能。望遠端200mでは最短撮影距離0.8mm/最大撮影倍率1:3.8に対応する。また、主要箇所に防滴用のシーリングを配することで、レンズ内部に水が侵入しにくい簡易防滴構造を採用する。

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