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回線設定も自動判別し設定不要

アイ・オー、Wi-Fi 6対応のWi-Fiルーター「WN-DAX1800GR」。360コネクト技術により全方向で安定通信

2020/06/10 編集部:川田菜月
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アイ・オー・データ機器は、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応のWi-Fiルーター「WN-DAX1800GR」を6月下旬から発売する。価格は9,800円(税抜)。

「WN-DAX1800GR」

Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応し、理論値で5GHz/最大1201Mbps、2.4GHz/最大574Mbpsの高速通信が可能で、従来規格Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)と比較して通信速度は約1.4倍となる。なおWi-Fi 5の通信速度は理論値で最大867Mbps。

さらにWi-Fi 6の技術の一つ「OFDMA」に対応し、通信帯域を分割して同時に複数の端末へデータを送信できるため、Wi-Fiが混みあった環境でも安定した通信が行えるとのこと。

Wi-Fi 6対応デバイスとの接続はもちろん、Wi-Fi 5/Wi-Fi 4としての接続も行える。Wi-Fi 6接続では「Target Wake Time(TWT)」機能も利用可能で、TWT対応スマホなどの消費電力を節約することができる。接続台数は推奨で20台まで。

2.4GHz&5GHz送受信用の内蔵アンテナ2基は、上下・左右・奥行き360度に電波が放出されるよう、基板上の位置や角度など細部までレイアウトを最適化して搭載。加えて最大通信距離を極限まで高めるチップ内蔵の高性能パワーアンプを併用した独自の「360コネクト」技術を搭載し、全方向に対してむらなく安定したハイパワー通信が可能としている。

ビームフォーミング技術対応で、安定した通信品質とノイズによる速度低下を防止。子機側が非対応の場合も同技術を適用できる「ビームフォーミングW」にも対応している。

インターネット回線自動判別機能を搭載しており、利用する回線に繋ぐだけで自動的に適切な動作モードに設定できるため、ユーザー側で設定や初期化は不要。通信キャリアの変更や回線種類の変更になった場合も、自動的に検知して変更する。ファームウェアアップデートも自動で適用する。

端子部

IPv6(IPoE)対応で、かつネット通信を高速化する独自通信技術「IPv6ブースト」も利用できる。セキュリティー面では「ネットフィルタリング」機能や特定機器の通信可能時間を設定できる「ペアレンタルコントロール」機能なども搭載している。

本体にはWPSボタンを備え、Windows PCであれば接続するSSIDを選択してボタンを押すだけで接続可能。WPS搭載ゲーム機にもワンプッシュで接続できる。対応OSは、Windows 10/iOS 13.0/iPadOS 13.0/Android 8.0 - 10.0/macOS 10.15で、Windows 10(Sモード)は非対応。

縦横置き量対応で、外形寸法(縦置き状態/スタンド含む、突起部含まず)は、約180W×186H×120Dmm、質量は約450g (スタンド含む)。インターネットポートはRJ-45×1ポート、LANはRJ-45×4ポートを装備する。

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