今回のコロナショックで家族仲や友達との付き合い方はどう変わったのか、そして仕事観や自分の将来像は──。YouTubeチャンネル「原田曜平若者研究所」を主宰するマーケティングアナリストの原田曜平さんが、大学生5人を招いてオンライン座談会を開催しました。
コンピュータ
※写真はイメージです(写真=iStock.com/JGalione)
(座談会参加者)
宮本 恵理子さん/早稲田大学4年生。バンドサークルなどに所属。趣味はドラム演奏。女性
磯部 卓冶くん/早稲田大学4年生。広告研究会に所属。趣味はサーフィン。男性
門戸 美礼さん/慶應義塾大学3年生。ダンスサークルなどに所属。趣味は筋トレ。女性
山本 里沙さん/慶應義塾大学1年生。放送研究会に所属。趣味は映画鑑賞。女性
加藤 耀くん/東京理科大学1年生。趣味は音楽鑑賞や動画鑑賞。男性

外出自粛で家族との会話が増えた

【原田】今回は、コロナ以前と以後とで皆の価値観にどんな変化があったのかを知りたいんだ。まず人間関係についてなんだけど、家族仲に変化があった人はいるかな?

【宮本さん】外出自粛で家にいることが多くなったので、親との会話が増えました。妹ともよく話すようになって、前より仲よくなれた気がします。ジャニーズや俳優の佐藤健くんの話題で盛り上がることが多いですね。

【山本さん】以前は帰宅時間が夜の10時頃で、帰ったらお風呂に入って寝るだけだったんです。家族とは時間が合わなくて、特に父は朝起きたらもう出社してるし、帰ったらもう寝てるしで、あまり顔を合わせることもありませんでした。そういう日が続くと、たまに会っても話すことがないんですよね。でも、今は夜に一緒にクイズ番組を見たりして話す機会が増えました。私たち親子にとっては、外出自粛はプラスになったと思います。

【加藤くん】僕は弟を誘ってバスケをするようになりました。外出自粛で運動不足が気になったからなんですが、コロナ以前だったら弟と外で遊ぶなんて考えなかったと思います。その意味では、いい機会になりました。