【新日本】110日ぶりに大会を再開!棚橋「ファンのみなさんの存在がどれだけ尊いものかって…」

新日本プロレスは新型コロナウィルスの影響で2月26日の沖縄大会を最後に3ヶ月以上、53大会を中止していたが、15日に110日ぶりとなる大会『Together Project Special』を開催。

この大会は無観客で行われ、動画配信サービス『新日本プロレスワールド』でライブ配信された。

”100年に一人の逸材”棚橋弘至は第5試合に登場、IWGPタッグチャンピオンの飯伏幸太、永田裕志、真壁刀義と組んで、鈴木みのる&タイチ&ザック・セイバーJr.&DOUKIと対戦。

16日から開幕する『NEW JAPAN CUP 2020』では棚橋はタイチと、飯伏はザック、永田は鈴木とそれぞれ1回戦での対戦が決まっている。

試合はNEW JAPAN CUPで対戦するそれぞれがリング上や場外で火花を散らす中、真壁がDOUKIをキングコングニーで仕留めて本隊が勝利した。

バックステージで棚橋は「帰ってきました。まずは第1歩ということで。まずは第1歩が無観客試合…僕たちはなかなか不安な状況の中ではありますけどもひとつづつ、ひとつづつ最善を尽くして前に進んで行きたいと思います」と語ると「これは(無観客試合)選手にとってすごい経験になる。お客さんがいる状況でやるのと全然違うからこそ、その中でどう伝えるか、どう魅せるか、どう戦うかっていう…だからこそファンの皆さんが会場に入って、みんなに観てもらった時に今の経験がきっと生きてくると思うし、応援してくれるファンのみなさんの存在がどれだけ嬉しくて…ありがたくて…プロレスラーにとってどれだけ尊いものかっていうことを今、選手は感じていると思います」と涙を見せた。

太陽のエース棚橋はファンの存在を噛み締めながら、1日も早く会場で楽しんでもらえる日がくるまで頑張りましょうと語った。

写真提供:新日本プロレス

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