中国高速鉄道の受注は8年先までいっぱい?「日本は寂しい状況」と中国メディア

Record China    2018年12月14日(金) 7時20分

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13日、上海熱線は、中国高速鉄道が世界各地から注文を受けて「7~8年待ち」の状態にあり、日本が「寂しさ」を覚えているとする記事を掲載した。資料写真。

2018年12月13日、上海熱線は、中国高速鉄道が世界各地から注文を受けて「7~8年待ち」の状態にあり、日本が「寂しさ」を覚えているとするコラム記事を掲載した。

記事は「かつて、中国の工業は米国より20年遅れ、中国の鉄道は日本より30年遅れているという話を頻繁に聞いた。それについては弁解はしない。なぜなら、かつては本当にそうだったからだ。しかし、日本の高速鉄道の導入を拒んで以降、日本の目の前で頭上の『パクリ』の帽子をかなぐり捨てて、世界トップの高速鉄道大国なったのだ」と胸を張る。

その上で、「インフラ大魔王の称号を世界に打ち鳴らし、中国のインフラ建設が世界にどんどん輸出される中で、近ごろは悩みも出てきている」とし、「なぜなら、海外の注文が多すぎて、7~8年待ちの状態になっているからだ。多くのプロジェクトが着工の延期を余儀なくされている。今、インドネシアと60億米ドル(約6800億円)、アフリカと55億ドル(約6240億円)の契約を交わし、ロシアやトルコなどの国からの注文も続々と受けた。高速鉄道計画も山のように積まれ、1726キロメートルの中国―パキスタン鉄道、504キロの中国・キルギス・ウズベキスタン鉄道、2020年に開通予定の中国―ラオス鉄道などが着工を待っている」などと紹介している。

その一方で、「中国が悩みを抱えているのと同時に、日本は非常に寂しい思いをしている。新幹線の開拓者として高速鉄道のパイを長く独占し続けてきたが、今では完全に勢いが弱まった。かつては中国と激しい受注争いを繰り広げていたが、今はインドからの注文ぐらい。しかもこの注文は全額借款で、利益になるどころか逆に持ち出しになるようなプロジェクトだ」と主張している。(翻訳・編集/川尻

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