冬の難題はこれで解決!あの手この手の「結露対策」6選

寒さも本格的になると悩ましいのが窓の結露。放置するとカビが発生したり、部屋の湿度が上がりダニの原因になったりするので、面倒でも取り除く必要があります。毎日の手間になる結露対策を、みんなはどうしているのか、おすすめの解決法を紹介していただきました。

写真は、〈左上〉@tookologさん、〈左下〉@____fizz.03さん、〈右〉@junko.tojoさん

目次

結露をワイパーですっきり一掃!
水滴は柄の部分にたまって処理も楽々

@tookologさんの投稿より。

賃貸マンション暮らしで毎年結露に悩まされている@tookologさん。特に結露がひどいときに使っているのが、アズマの「水滴トール」。ソフトな水切りヘラを結露のついた窓ガラスにつけて下から上に動かして、結露を集めるアイテムです。取れた水滴はボトル状になっている柄の部分に溜まる仕掛けになっているので、水滴が垂れずストレスもないのだとか。「100均のワイパーは壊れやすいと聞いたので、レビューの評価も高かったこちらを購入しました。ワイパーをかけると目に見えて水滴が取れて気持ちいいんです。柄の部分には取れた水滴が約150mlためられます。コポポポとボトルにたまるのも楽しくて、普段家事をしないパートナーも率先してやってくれますよ。フックにつり下げて収納できるところもお気に入りです。窓のサッシやノブなど細かい部分の水滴を取るのは難しいので、そこはタオルでふき取っていますが、それまでタオルを3枚も使っていたのが、仕上げ用の1枚に減りました!」

見た目も可愛らしい給水シートと
防カビテープは、100均で揃います

@100yen_mania15さんの投稿より。

100均の結露対策グッズは、安いのに優秀アイテムが多いのが魅力。@100yen_mania15さんは、たれてきた水滴を吸い取るセリアの吸水シートと、防カビ剤入りのダイソーのカビ汚れ防止マスキングテープを併用しています。
「100均ならアイテムを併用しても安くつくと思い、セリアとダイソーで結露対策グッズを揃えました。セリアの給水シートは種類も豊富なので、可愛らしい貼り絵タイプのシートを選びました。水滴を吸水してくれるのはもちろん、窓のデコレーションとしても楽しめますよ。インテリアにもなじみやすいと思います。貼るだけでカビを予防するマスキングテープは、窓のゴムパッキン部分のカビ対策に使用。2カ月ほど貼っていましたが、マスキングテープをはがしてもカビは特に発生しておらず効果を感じています。はがした後、きれいに保たれたゴムパッキンを見るのも快感になりますよ(笑)」

スプレーで窓ガラスをコーティング。
見た目を変えずに結露対策するならこれ!

@____fizz.03さんの投稿 より。

窓の下にぽつぽつとできる結露が気になっていた@____fizz.03さん。「結露keeper」は、スプレーに含まれる高分子ポリマーがガラスの表面に透明な吸水膜を作り、結露を防止する仕組みで、見た目は今までと変わらない点が特徴です。「毎朝、窓の水滴をふき取るのが本当に面倒で、結露ができないと噂のこちらの商品を購入しました。これを使うだけで、本当に結露がつかなくなりましたよ。私は窓ガラスの下側、縁部分を中心に5~6回スプレーするだけ。結露対策も一瞬で終わります。毎日スプレーしなくても数日は効果があるので、ズボラな私でも続けられてとても便利! 匂いも全く気になりません。他の対策を併用しなくてもこれだけで予防ができるので、私のように楽に結露対策をしたい人におすすめしたいです」

リビングの小窓に内窓をDIY。
インテリア性の高い、お洒落な結露対策

@junko.tojoさんの投稿より。

@junko.tojoさんは、築15年の戸建ての結露対策として、なんと内窓をDIY。「既存の窓のパッキンが劣化し冷気も感じていたので、結露対策も兼ねてリビングの小窓に内窓を作ろうと思いました。主人がやる気になってくれて、完成度の高い内窓ができました。木材とポリカーボネートを組み合わせて作った内窓を、既存の枠に合わせて取り付けた角材にはめ込んだら完成。自宅にあった端材を利用したので、材料費もかかりませんでした! 内窓を取り付けた後は、暖房の効果がかなり改善して結露も全くなくなったし、木材を使ったことでインテリアのアクセントにもなって大満足です。内窓に取っ手をつけて取り外ししやすいようにしたので、窓と窓の間の掃除も簡単にできてストレスなしです。取り付けにより若干暗くなりましたが、隣家との間にある窓なので特に気になりません。採光が必要な窓の場合は、透明度の高いポリカーボネートを選ぶと良いと思いますよ」

窓下専用のヒーターを設置して
冷気を遮断しながら結露の予防にも

@kaijyumama_homeさんの投稿より。

築35年のヴィンテージマンションに住んでいるという@kaijyumama_homeさんが冬の寒さ対策のために導入したのは、窓下に設置し、暖かい空気によって窓からの冷気が部屋に侵入するのを防ぐ「ウインドーラジエーター」。暖房効率が良くなり、さらに結露抑制にも効果があるそうです。「価格は20,000円程度しますが、結露も気にならなくなり一石二鳥だったので購入してよかったです! ラジエーターが暖気の壁を作ってくれるので、部屋も暖まりやすくなり、冬でも快適にすごせるようになりました。8時間使用した場合の電気代も約20円なので気兼ねなく使えます。ラジエーターの本体はやけどしない程度の暖かさで、小さなお子さんがいる家庭でも安心ですよ」

シートとカーテンの断熱ダブル使いで
悩みだった窓からのすきま風も併せて軽減

@totuka56homeさんの投稿より。

@totuka56homeさんは、窓に貼って断熱効果を高める「マドピタシート」とカーテンレールに取り付ける
断熱カーテンライナー」の合わせ技で、窓の結露と寒さにまとめて対応。「リビングにある掃き出し窓からのすきま風がひどいことがこの時期の悩み。マドピタシートでの結露対策と一緒にカーテンライナーも使って、寒さの軽減にもチャレンジしました。さらにサッシ枠には断熱テープも貼っています。貼る前より明らかに寒さが和らぎ、結露とカビの発生がほぼゼロに! マドピタシートは全面粘着タイプでテープ等も必要ないので、とても使いやすかったです。さりげないレース柄も可愛らしいので、お洒落に結露対策をしたい人にぴったり。断熱効果で冷暖房の効率も良くなり、貼っていないときよりも快適にすごせています」

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室内と屋外の温度差によりできる結露。気温が低くなる冬は特に目立ってしまいます。放置しておくとカビの発生につながるため、しっかり結露対策しておきたいもの。今回紹介したアイデアを参考に、あなたにぴったりの結露対策を見つけてみてくださいね。