旅行関連株が軟調、「Go To」キャンペーンへの期待剥落か

[東京 20日 ロイター] - 旅行関連が軟調。航空券予約サイトを運営するエアトリ<6191.T>、旅行比較サイト「トラベルコ」を運営するオープンドア<3926.T>、旅行会社大手エイチ・アイ・エス<9603.T>などが売られている。政府の旅行需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンに対する期待が剥落しているという。
市場からは「新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあり、地方自治体などから反発の声が上がっている。狙った効果が得られないのではないか。来年のオリンピック開催もハードルが高いとの見方もあり、人の移動にかかわる業種には逆風だ」(国内証券)との声が出ていた。
航空券の予約サイト「スカイチケット」を手掛けるアドベンチャー<6030.T>、ネット専業旅行会社の旅工房<6548.T>もマザーズ市場で値下がり率上位となっている。

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