HOME 有明抄 礎石 2019/11/19 05:15 建物の土台を礎石という。「この石の、どこに柱を立てたらいいか考えてみぃ」。法隆寺の宮大工の家に生まれた西岡常一さんは、幼いころから祖父に職人の技を仕込まれた。平たい真ん中に立てたら安定して見栄えもいい。西岡少年はそう考えた◆しかし、祖父の答えは違っていた。石の重心は真ん中にあるわけではない。 佐賀新聞電子版への会員登録・ログイン この記事を見るには、佐賀新聞電子版への登録が必要です。 紙面購読されている方はダブルコースを、それ以外の方は単独コースをお申し込みください 新規申し込み ログイン 佐賀新聞電子版のご利用方法はこちら ほかにもこんな記事 人と地域の縁 「北バイ」誕生50年 夢中になって