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2020/5/31 CULTURE

メンヘラ最強説|ミオヤマザキのメンヘラ論 第十七回【連載】

S Cawaii! 編集部

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Illustration_ヤミリシャス Composition_Anco Oshita



こんにちは。「ミオヤマザキ」というロックバンドのボーカルのmioです。

前回は、メンヘラとお仕事についてお話ししました。

今回は、「メンヘラ最強説」について話していきます。

あーメンヘラでよかった、だって最強だもん


みなさん、いかがお過ごしですか? 

私は、相変わらずずっとお家に引きこもっています。先日引っ越したのでお部屋を整えたり、ゲームしたり、たまにヨガしたり。

逢いたい人に逢えないことやライブができないことはすごく辛いですが、“信じて耐えてよかった”と思える未来のために、今自分ができることをしています。 

「1人でいすぎて淋しくて病む」という声をやはり多く聞きますが、「あまり普段と変わらなくて意外と平気」なんて意見も。この状況下でもメンヘラにはいくつか種類があるなと感じたので、私なりに分析した3パターンを紹介していきます。

まず1つ目に、「アクティブ型」
淋しいから夜通し遊んだり、セフレを多数作ったりしちゃう、常に誰かと逢いたいタイプのメンヘラたち。ホストやクラブに毎晩飲みに行っていたようなこのタイプが、今の状況を1番辛く感じてるんじゃないかなと思います。

次に、元々家に引きこもりがちでコミュニケーションが苦手な「インドア型」
普段からリアルで誰かに逢いたいという欲求があまりなくて、アニメや推し事の世界にどっぷりハマりこむのが幸せな人たち。このタイプにとっては、以前と今の状況にさほど変わりはないのではないでしょうか。

そして最後に、「ビギナー型」
今って、新しくメンヘラが生まれやすいタイミングなんじゃないかなと思うんです。逢いたい時に逢えていた彼氏と逢えなくなって、意見の相違が始まって……。今まで自分をメンヘラだと認識していなかった人たちが、自分の中のメンヘラの芽に気づいてくる。そんな人たちに、私は声を大にしてこう伝えたい。

「世の中にはメンヘラ女子しかいません、だから安心してね」 

それにこの状況になってみて、メンヘラって実は強いんじゃないかなってすごく思うんです。
恋人に約束を破られたり、逢いたくても逢えなかったり、我慢させられたりすることが多いメンヘラ。半永久的に待つことに慣れてしまっているから、じっと耐え忍ぶことに耐性があるんですね。
 

私は、保証のない“いつか”って言葉が嫌いでした。だけど今回ばかりは、“いつか”を信じてみようかなって思います。

これだけ忍耐強くて健気で、メンヘラって本当は強いに決まってるよね。今回ばかりはメンヘラでよかったなと心から思います。死ぬ死ぬ言いながら、結局最後まで生き残るのがメンヘラなんです。そんなみんなを私は誇りに思うよ。

いつかを信じてみるよ

本当は嫌いな言葉だったけど

耐えて耐えて耐えた先に

逢えたら泣いても笑ったとしても

きっと信じてよかった。て思える

怖いけどそりゃやっぱ怖いけど

それ以上に私はあなたが好きだ

「いまどうしてる?」by MIOYAMAZAKI

今、1人で淋しい思いをしてる人の心の支えに少しでもなればいいなと思って書いた曲です。よければ聴いてみてね。

唯一の敵・淋しさを紛らわす裏ワザって?


忍耐強いとはいえ、メンヘラは淋しさにめっぽう弱い生き物。じゃあそもそも、感じないようにすればいいんじゃないでしょうか?

私が実践する、淋しさを紛らわすための裏ワザを皆さんにもおすそ分けします。

まずは、何と言っても早寝早起き。夜遅くまで起きていても病むだけだし、それならいっそ早めに寝ちゃいましょう。早い時間にお風呂で半身浴とかしてると、「まだ明るいのにこんなことしていいの…!?」と、幸せな背徳感に浸れてオススメ。

次に、体を動かすこと。私は最近、ヨガと瞑想にハマっています。「ユーチューブ観ながら40分もヨガしちゃった!」など、暇な時間に体を動かすと一気に充実してる感が出ます。煩悩が多すぎて全然無になれないけど、瞑想もけっこうスッキリしますよ。 

そして最後に、家族や友達とテレビ電話をすること。ずっと喋っているわけじゃないけど、そこに物音がするだけで安心するんだよね。家族が囲む食卓の上に、自分が写ってるスマホの画面をおいてもらうと、一緒に食事してる感が出てオススメです(笑)。
 

どうですか、すぐマネできるものばかりでしょ? 唯一の敵・淋しさを上手にコントロールして、強くてカッコいいメンヘラでこの状況を乗り越えようね。

それでは、次回もお楽しみに。

— ミオヤマザキ プロフィール —
mio(Vo.)、taka(G.)、Shunkichi(B.)、Hang-Chang(Dr.)の4人組ロックバンド。
mioによる”男性は心拍数が上がり、女性は皆共感する”恋愛の陰を描いた歌詞と、圧倒的なライブパフォーマンスにより「ミオラー」と呼ばれる熱狂的なファンを獲得。
500万DLを突破したゲームアプリ「マヂヤミ彼女」はApp Storeで1位に。さらに、TVドラマ「SHIBUYA零丁目」やTVアニメ「地獄少女~宵伽~」などに楽曲が起用され、10代~20代の女性を中心に支持を広げている。
2017年には日比谷野外大音楽堂でのワンマンを行い、O-EAST、ZeppTokyoなどの大規模ライブハウスを含む全国ツアーでは全公演ソールドアウトを記録。2018年にはパシフィコ横浜での公演を大成功に収め、2019年には日比谷野外大音楽堂・大阪城野外音楽堂2DAYSワンマンを行い、2020年1月11日に横浜アリーナでの単独公演が決定している。

ミオヤマザキ Twitter
https://twitter.com/mio_yamazaki

ミオヤマザキオフィシャルサイト
http://www.mioyamazaki.jp/



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