• トップ
  • ニュース一覧
  • 決めていれば得点王も…今季のC・ロナウドはセリエAで「最もビッグチャンスを外した男」だった

決めていれば得点王も…今季のC・ロナウドはセリエAで「最もビッグチャンスを外した男」だった

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月22日

際立ったクアリアレッラの決定力

移籍初年度でここまで21ゴールとさすが決定力を見せtつけたC・ロナウド。一方で、ネガティブな数字も残してしまったようだ。 (C)REUTERS/AFLO

画像を見る

 昨夏にレアル・マドリーからユベントスへ移籍したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドは、堂々たるパフォーマンスを見せつけた。

 加入当初、「馴染むのに苦労する」という見方が少なくなかったカルチョで、圧倒的な存在感と実力を誇示したC・ロナウドは、ここまでセリエAの31試合に出場して21ゴール・8アシストを記録し、前人未到の8連覇に大きく貢献した。

 年間MVPの受賞もうなずけるプレーを披露したクラッキだが、気になるデータも明らかになっている。スポーツのあらゆるデータを集計している『OPTA』によれば、C・ロナウドは、今シーズンのセリエAにおいて「最もビッグチャンスを外した選手」なのだという。

 残り1節を残した21日現在で、セリエAの得点ランク4位につけているものの、一方で16回もチャンスを逸しているのだ。これはインテルのマウロ・イカルディとラツィオのチーロ・インモービレの15回を上回り、リーグトップだ。
 
 得点ランクトップは、サンプドリアのファビオ・クアリアレッラで26ゴール。結果が全てのプロスポーツに「たられば」はないが、仮にC・ロナウドが16回のミスショットのうち半分でも決めていれば、得点ランクのトップに立っていた可能性が高いだけに、悔やまれる失敗と言えそうだ。

 ただ同時に、シーズンを通して好調を維持したクアリアレッラの決定力の高さが際立っているとも言えるだろう。

 与えられた役割も違うため、一概に比較はできないが、ユーベに比べ、チャンスが少ない中堅クラブのサンプドリアで、10節から21節にかけてセリエA記録に並ぶ11試合連続ゴールをマークするなど、異彩を放った36歳の大ベテランには、あっぱれという他にない。

 26日に開催されるセリエA最終節で、そのクアリアレッラを擁するサンプドリアと対戦するユーベ。得点差を考えれば、C・ロナウドの得点王獲得は極めて難しいミッションになるが、34歳のゴールゲッターがどこまで迫れるかに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「イライラする」「僕はロボット人間じゃない…」C・ロナウドが過度なプレッシャーへの限界を激白
「毎日怒っていたのは…」ユーベ指揮官が ”勝利へのこだわり”を持つC・ロナウドとイブラヒモビッチを比較!
ベッカムが激白! 一世を風靡した“モヒカンヘアー”は恩師ファーガソンの逆鱗に触れていた「試合当日に剃れと言われて…」
メルボルン・V退団発表の本田圭佑がJ復帰の可能性を否定「日本は快適すぎる」「挑戦しなくなるのが怖い…」
「マドリーの新戦力は誰が必要?」スペイン紙が読者投票を実施! 最下位はなんと驚きの…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ