当面はトップチームには帯同せずに…
ユベントスがひとつの“歴史的”な契約をかわした。
今夏の移籍市場最終日となった現地時間9月2日、ユベントスはカリアリから北朝鮮代表FWのハン・グァンソンを獲得したと発表。イタリアの複数メディアによれば、移籍金は500万ユーロ(約6億2500万円)だったという。
現在20歳のハン・グァンソンは、2017年2月にカリアリのユースに練習生として加入すると、そこからメキメキと頭角を現わす。勢いのままにセリエAデビューを果たすと、北朝鮮人選手としては初となる、欧州5大リーグでのゴールも決めてみせた。
その後、2017年8月から2シーズンに渡ってセリエBのペルージャにレンタル移籍。昨シーズンは負傷に悩まされたが、それでも公式戦20試合の出場で4ゴール・2アシストを記録した。
今夏の移籍市場最終日となった現地時間9月2日、ユベントスはカリアリから北朝鮮代表FWのハン・グァンソンを獲得したと発表。イタリアの複数メディアによれば、移籍金は500万ユーロ(約6億2500万円)だったという。
現在20歳のハン・グァンソンは、2017年2月にカリアリのユースに練習生として加入すると、そこからメキメキと頭角を現わす。勢いのままにセリエAデビューを果たすと、北朝鮮人選手としては初となる、欧州5大リーグでのゴールも決めてみせた。
その後、2017年8月から2シーズンに渡ってセリエBのペルージャにレンタル移籍。昨シーズンは負傷に悩まされたが、それでも公式戦20試合の出場で4ゴール・2アシストを記録した。
この若武者を2年前のブレイク時から注視し続け、ようやく獲得に踏み切ったのがユーベだ。ただ、まだまだ荒削りで成長過程にあるハン・グァンソンを、ポジション争いが熾烈なトップチームで即座に起用するつもりはないようだ。イタリア・メディア『Calciomercato』によれば、当面はセリエCに属しているU-23チームでプレーさせるという。
とはいえユーベはハン・グァンソンをトップチームの練習に参加させる意向で、北朝鮮の至宝はクリスチアーノ・ロナウドをはじめとする名手たちと日々トレーニングを積むことになる、ストライカーとしてこの上ない機会を得ることになりそうだ。
クラブ史上初の東アジア人選手となったハン・グァンソンの加入にはユベンティーノも興味津々。クラブの公式SNSには、「ネドベドは相変わらずいい仕事をする」や「10番を与える日も近い」「マーケティングの面でも良い」といった声が相次いで寄せられた。
弱冠20歳のヤングスターは“絶対王者”の環境下で揉まれ、どんな進化を遂げていくのか。今後のパフォーマンスと起用法が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部