陽性反応が分かったイタリア代表FWは「まったく無自覚だった」と回想
ユベントスのダニエレ・ルガーニが陽性と判明し、「自分も新型コロナウイルスに感染しているかもしれない」と恐れたセリエAの選手たちは少なくない。そして、次に陽性と分かったのは、サンプドリアのマノーロ・ガッビアディーニだった。
3月21日のイタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、そのガッビアディーニが、判明した当時を振り返り、「10日の夜に少し熱があったんだ。でも、ウイルスのことは考えなかった。その夜はうまく眠れず、何度も目を覚ました」と、経緯を明かしている。
「朝になって、くらくらしたけど、熱さはなかったんだ。念のために熱を測っただけで、37.5℃だった。クラブのドクターに連絡したけど、その時もウイルスのことは考えなかったんだ。でも、妻から検査を受けるように言われた。家に子どもが2人いるからね。それでドクターが検査をしに来てくれた。12日、もう元気で熱はなかったんだけど、15時にドクターから連絡があり、陽性と言われたんだ」
すぐに解熱したため、陽性だと思っていなかったというガッビアディーニは、「その時からこのウイルスのことを本当に考えるようになった。ドクターから1日待つように言われていたら、検査を受けなかっただろう。元気になっていたからね」と続けた。
「そして、陽性だと知らずに家の前の果物屋に行っていたかもしれない。まったく無自覚に、高齢者を感染させる恐れがあったかもしれない。考えるだけで最悪だ。自分が陽性だと知らない人も多いと分かった。だから、この闘いに勝つ方法はひとつしかない。指示を守って家にいることだ」
3月21日のイタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、そのガッビアディーニが、判明した当時を振り返り、「10日の夜に少し熱があったんだ。でも、ウイルスのことは考えなかった。その夜はうまく眠れず、何度も目を覚ました」と、経緯を明かしている。
「朝になって、くらくらしたけど、熱さはなかったんだ。念のために熱を測っただけで、37.5℃だった。クラブのドクターに連絡したけど、その時もウイルスのことは考えなかったんだ。でも、妻から検査を受けるように言われた。家に子どもが2人いるからね。それでドクターが検査をしに来てくれた。12日、もう元気で熱はなかったんだけど、15時にドクターから連絡があり、陽性と言われたんだ」
すぐに解熱したため、陽性だと思っていなかったというガッビアディーニは、「その時からこのウイルスのことを本当に考えるようになった。ドクターから1日待つように言われていたら、検査を受けなかっただろう。元気になっていたからね」と続けた。
「そして、陽性だと知らずに家の前の果物屋に行っていたかもしれない。まったく無自覚に、高齢者を感染させる恐れがあったかもしれない。考えるだけで最悪だ。自分が陽性だと知らない人も多いと分かった。だから、この闘いに勝つ方法はひとつしかない。指示を守って家にいることだ」
さらにイタリア代表FWは、「腰のストレッチだけしかしていない。今は無理できないし、したくもない。どんなことも軽視してはいけない」と述べたが、プロのアスリートにとって、自宅での隔離生活中にコンディションをいかに保つかは難しい問題だ。
そんななか、サンプドリアの地元紙『Il Secolo XIX』によると、クラブは19日にクラウディオ・ラニエリ監督や選手たちにスピニングバイクを支給した。これはクラブ幹部の発案だったが、そのきっかけになったのは吉田麻也だったそうだ。就任直前に左ひざを手術した指揮官も、筋肉強化に役立てているという。
セリエAが再開されるのか、可能な場合はいつ、どのようなかたちでのリスタートになるか、今はまだ分からない。先行き不透明でモチベーションの維持も難しいなか、選手たちは心身のコンディショニングが求められる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部