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いよいよ決勝を迎えるCL…優勝トロフィー「ビッグイヤー」は誰が作っているの?

2017.06.03

「ビッグイヤー」と呼ばれるチャンピオンズリーグ優勝トロフィー [写真]=Getty Images

 世界中のフットボーラーが夢見るタイトル、チャンピオンズリーグ(CL)。

 その優勝トロフィーはファンの間で「ビッグイヤー」と呼ばれている。

 勘違いされがちだが、ビッグイヤーのスペルは“Big Ear”である。

 その理由は取っ手の部分が大きな耳のようであるためで、「大きな一年」を意味する“Big Year”ではない。

 さて、そんなビッグイヤーを作っているのは誰なのだろうか? UEFA(欧州サッカー連盟)が映像で紹介していた。

 ビッグイヤーを製造しているのはイタリア人の職人グエリーノ・ジョージ氏。77歳というベテランで、25年間にわたって製造に携わっているという。

 ビッグイヤーは高さ73.5センチで、純銀製であるため重さは7.5キロにもなる(映像の中では8キロと紹介されている)。

 ジョージ氏は生まれた時からインテルのファンであり、2009-10シーズンにCLを制した際には大きな名誉を感じたそう。

 もちろん、この時チームに手渡されたトロフィーもジョージ氏が製造したもの。当時のことを「彼らがカップを掲げた時、私が彼らに掲げられたような気分になった」と振り返っている。

 同氏によれば最も重要で複雑なのはやはり取っ手の部分で、製造には15日を要する。

 ちなみに、ビッグイヤーをデザインしたのはユルグ・シュタデルマンという男性で、当時UEFA本部が置かれていたスイスのベルンで誕生。最初のモデルは製造に340日がかかったという逸話も、UEFAの公式サイトで紹介されている。

(記事提供:Qoly)

By Qoly

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