上迫と粕谷が生き残りをかけた戦い！ 『PANCRASE 316』は7/5開催

『PANCRASE 316』が7月5日（日）に新木場スタジオコースト（東京都）で開催される。

この大会では開催が延期となった『PANCRASE 314』から、対戦カードがスライドされている。その1つがライト級の上迫博仁と粕谷優介による一戦だ。両者ともに久々の実戦復帰となるが、RIZINライト級GPで結果を残せなかった上迫が、上迫クルーズからのパンチを決めるか。それとも、暫定ライト級KOP決定戦でタイトルを逃した粕谷が、得意のバックチョークや腕十字を見せるのか。生き残りをかけた試合は見逃せない。

一方、女子フライ級はベテラン同士の対決となった。ボクシングからMMAに転向したライカは、ジョシカク揺籃期に2度の頂点に立った端貴代と対戦する。

フェザー級では田村一聖と小森真誉が、フライ級では杉山廣平と有川直毅が対戦。23戦13勝10敗（5KO）と実績十分の田村を相手にすることになった小森に、師匠のKEI山宮は一言「Go for Broke!」と声をかける。派手さは無いがコツコツと実力をつけている杉山と有川は、次世代のスターとなり、もう1段階上に行くためにも壁を壊したい。

バンダム級では平岡将英vs花レメ紋次郎TKと、土肥潤vs関原翔と2つのカードが組まれた。ネオブラで優勝し次のレベルを歩み出した平岡と、昨年4年ぶりの試合をこなした花レ目の一戦は、平岡の勢いに止まらないものがあるが、花レ目はベテランの意地を見せたい。聖帝・土肥は昨年11月のパンクラス大阪大会で三村亘と対戦し、スプリットに泣いたが、今回スタジオコーストにスクランブル。対する関原は昨年のパンクラス3戦を全勝で終えており、好調をキープしている。

ライト級では平信一が葛西和希と対戦。棚ぼた的にメインカード枠昇格した葛西だが、その実力を疑う者はいない。平はホームのZSTで勝利しているが、今回3連勝は成るのだろうか？

『PANCRASE 316』の対戦カードは以下の通り。

【ライト級 5分3ラウンド】
上迫博仁（チームクラウド/和術慧舟會HEARTS/1位/DEEP第7代フェザー級王者）
vs
粕谷優介（総合格闘技道場CROWN/7位）

【フライ級 5分3ラウンド】
ライカ（RIGHT THING ACADEMY/2位）
vs
端貴代（和術慧舟會AKZA/3位）

【フェザー級 5分3ラウンド】
田村一聖（KRAZY BEE/7位/第6代フェザー級K.O.P.）
vs
小森真誉（GRABAKA）

【フライ級 5分3ラウンド】
杉山廣平（SPLASH/12位）
vs
有川直毅（K-PLACE/14位）

【バンタム級 5分3ラウンド】
平岡将英（KRAZY BEE/12位/2019年NBT同級優勝）
vs
花レメ紋次郎TK（リバーサルジム新宿Me,We）

【バンタム級 5分3ラウンド】
土肥潤（総合格闘技道場MIBURO）
vs
関原翔（リバーサル東京スタンドアウト）

【ライト級 5分3ラウンド】
平信一（綱島柔術/ZST）
vs
葛西和希（マッハ道場）

■プレリミナリー

【フライ級 5分3ラウンド】
安永有希（東京イエローマンズキュート/2011年NBTスーパーフライ級優勝）
vs
渡辺竜也（MAX GYM/RINGS）

【フェザー級 5分3ラウンド】
渡辺謙明（パラエストラ東京）
vs
透暉鷹（ISHITSUNA MMA/2019年度 修斗同級 新人王）※初参戦

■2020年・第26回ネオブラッドトーナメント

【ミドル級 1回戦 5分3R】
村元佑成（HW鹿児島）
vs
荒井勇二（GUTSMAN）

山下剛（マッハ道場）
vs
廣野雄大（パンクラスイズム横浜）

【フェザー級2回戦】
井上雄斗（パラエストラ加古川）
vs
DARANI DATE（Team DATE）

岩本達彦（BLOWS）
vs
5月31日の勝者

【バンタム級 2回戦】
井村塁（NEXUSENSE）
vs
5月31の勝者

【フライ級 2回戦】
山中憲次（FREEDOM@OZ）
vs
井上暉也（パラエストラ加古川）

前田浩平（GRABAKA）
vs
5月31日の勝者（他5月31日の結果2試合）

【ストロー級 2回戦】
山北渓人（リバーサルジム新宿Me,We）
vs
佐原弘汰（WIZARD MMA GYM）

谷村泰嘉（禅道会）
vs
5月31日の勝者