阪神・才木「科学トレ」で故障ゼロへ「プレーにつなげられるようにしたい」

[ 2020年1月16日 05:30 ]

笑顔でキャッチボールする才木(撮影・平嶋 理子)                               
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 スポーツ科学トレーニングを導入して阪神・才木はノーモア故障を目指す。

 「体をコントロールすることを心がけている。瞬発系のトレーニングをして、シーズンでも結果という形で成果を出していきたい」

 昨年5月に右肘痛を発症して以降はフォームや体のバランスを意識するようになったといい、トレーナーを通じて、エスアンドシー株式会社の『加速度センサーPUSH』というスピード計測機器を勧められて使用している。ジャンプした際の跳躍力やスクワット、腕立て伏せでの力分布、スピードが瞬時に数値で測定でき、メジャーリーグのナショナルズやアストロズなどでは動作分析に用いられているという。

 「力で投げている感覚があって、バランスがうまく取れていなかった。数値化されるので、改善点も分かりやすいですし、自然と動きもいい方向にいっている感覚はあります」

 鳴尾浜での自主トレでも毎日使用しており「プレーにつなげられるようにしたい」と力を込めた。けがに泣かされ、昨季は3試合の登板に終わっただけに練習への向上心も並ではない。ハイテク機器を用いて、今年は再起の年にしていきたい。(長谷川 凡記)

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