楽天・涌井 16日阪神戦で移籍デビュー 先発・則本と豪華リレー「やりたいことはやれた」

[ 2020年2月10日 05:30 ]

久米島キャンプを打ち上げて茂木(左手前)の音頭で手締めする涌井、鈴木大、酒居ら楽天ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 今季から楽天にトレード加入した涌井秀章投手(33)の移籍デビューが16日の阪神との練習試合(宜野座)になることが9日、分かった。2番手で1回を予定。打ち上げとなった久米島での1次キャンプでは、9日間でブルペンに5回入るなどハードな練習をこなし「順調にきている。やりたいことはやれた」と振り返った。

 開幕が例年よりも早いとあって実戦登板のタイミングも前倒しになるが「特に問題はない」と頼もしい。久米島では変化球を1球も投げておらず、初実戦でも「まだ投げない」と言うが、伊藤投手チーフコーチは「これから徐々に上げていく段階だと思う。あのクラスの投手なので調整は任せている」と話す。

 当日は開幕投手の有力候補・則本昂が先発予定。キャンプでは新球のナックルカーブの習得に取り組んでおり「試合で使える球にしていきたい。(登板日を)頭に入れて調整している」。則本昂―涌井の豪華リレーは注目を集めそうだ。

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