広島日南キャンプ打ち上げ 佐々岡監督一問一答「長野は昨年の春先よりも状態はいいと聞いている」

[ 2020年2月11日 18:16 ]

日南キャンプ最終日、総括の会見をする佐々岡監督(撮影・奥 調)
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 広島は11日、宮崎・日南1次キャンプを打ち上げ、13日からの2次キャンプに備えて沖縄に移動した。

 以下は、佐々岡真司監督(52)の一問一答。

 ―初の春季キャンプは1次キャンプが終了した
 「みんな明るく元気もあった。この10日間、天候にも恵まれて順調なキャンプだった。打撃面に関しては、よく振ってきて初日から本当にいい形を見せてくれた。守備面では課題が残った。実戦が入る中で、練習日などしっかりと締めるところはきっちりと締めないといけない」

 ―野手は活躍が目立った
 「若い選手も主力もしっかりやってくれた。昨年なかなか活躍できなかった田中広輔、松山あたりもしっかりと振ってきているな…という印象があった。若手では昨日(の紅白戦で)本塁打を打った高橋(大樹)、正随とかこの2人のライバル関係、生き残りをかけた中でお互いが結果を出すというチーム内の競争ができている」

 ―投手はどうか
 「岡田を中継ぎにしている中でまだまだ試合で結果を残してくれないといけない。矢崎も強い球が出てきている。期待していた若い先発入りを目指す投手が結果を残してくれていないというのは、そこが残念なところ」

 ―沖縄では練習試合3連戦が控えている
 「実戦に入る。結果はもちろん内容を見せてくれないといけない。試合数が減る中で主力も入ってくる。サバイバル、どんどん人数が減っていく中で1軍に残れるかどうかになる。沖縄での練習試合から投手含め野手も、もう一度気を引き締めて競争意識を持ってやってほしい」

 ―沖縄からは長野と菊池涼が合流する
 「しっかり暖かい沖縄で調整してくれて、沖縄の初日から合流してみんなと一緒に競争しながらやってくれると思う。菊池(涼介)は若い選手の中に入って守備の動きもいいと聞いている。長野も昨年の春先よりも状態はいいと聞いている。楽しみに見てみたい」

 ―育成投手のメナも合流する
 「育成選手として状態を聞いて、戦力になれるのかを判断しないといけないので、合流させている」

 ―石原慶は日南に残留する
 「練習試合がある中でまずは残している中村奨成、新人の石原(貴規)を試合の中で使ってみたい。ベテランの石原は自分で調整してくれるだろうし、沖縄が終わればまた1軍に合流してほしいと言っている」

 ―沖縄に向けての意気込みを
 「今年は開幕が早い。実戦の中で細かいプレー、投手を中心とした守り勝つ野球をもう一度しっかりと沖縄で調整したい」

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2020年2月11日のニュース