“おっさんずラブ効果”田中圭&眞島秀和出演WOWOW「ダブル・ファンタジー」動画再生数が急増

[ 2018年6月8日 12:30 ]

「ダブル・ファンタジー」の動画再生回数が合計150万回を突破(左から田中圭、水川あさみ)(C)WOWOW
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 女優の水川あさみ(34)が主演を務め、官能ドラマに挑むWOWOW「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」(16日スタート、土曜後10・00、全5話・第1話無料放送)のYouTube動画の再生回数が8日、合計150万回を突破した。今月2日に最終回を迎え、SNS上で人気が爆発したテレビ朝日「おっさんずラブ」の田中圭(33)と眞島秀和(41)も出演。田中の写真集の重版が決まるなど“おっさんず効果”は如実だが、今度は別ドラマにも波及している。

 内訳は特報映像30秒が約13万回、特報映像120秒が約20万回、メイキング映像が約123万回(WOWOWオフィシャルチャンネル以外の他媒体含む)、プロモーション映像60秒が約7000回(8日午前11時半現在)。再生回数は「おっさんずラブ」の終盤から急上昇。今回の現象について、WOWOWも“おっさんずロス”が「ダブル・ファンタジー」に流れ込んだと分析している。

 原作は、直木賞作家・村山由佳氏が“女性の性欲”を赤裸々に描いた同名小説(2009年)。第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞をトリプル受賞し、累計は68万部超え。性愛を突き詰めた内容から映像化は困難とされてきたが、ついに実現した。

 露出をいとわず官能ドラマ初挑戦の水川は、夫の支配と性の不一致から逃れるため家を出た35歳の女性脚本家・高遠奈津を演じる。奈津は次々と男に抱かれ、性の快楽に溺れるが、官能ラブロマンスの枠にとどまらず「女」として“自由という孤独”の世界に身を投じる生き方を選んだヒロイン。原作は30〜40代を中心に多くの女性の共感を呼んだ。

 田中は奈津の大学時代の先輩・岩井、眞島は奈津の夫・省吾を演じる。インターネット上でも「はるたん(田中が『おっさんずラブ』で演じた春田の愛称)から色気ダダ漏れ。この振り幅!役者さんはこうでなきゃ」「また圭くんと眞島さん、また同じ相手を取り合う役」などと反響を呼んでいる。

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2018年6月8日のニュース