「モンテ・クリスト伯」心とらえた奇想天外な展開 どうなる14日最終回

[ 2018年6月14日 19:45 ]

14日に最終回を迎えるフジテレビ「モンテ・クリスト伯」(C)フジテレビ
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 14日深夜のサッカーW杯ロシア大会開幕を控え、フジテレビでは、4月にスタートしたドラマの最終回が続いている。

 ディーン・フジオカ(37)主演の「モンテ・クリスト伯」は14日午後9時からの2時間スペシャルで幕を閉じる。仏作家アレクサンドル・デュマの名作を原作に、無実の罪で投獄された青年が、資産家モンテ・クリスト・真海として蘇り、過去に陥れた人々へ復讐するストーリー。

 ここまで「突っ込みどころ満載で面白い」「俳優・女優陣の演技がすごい」「オススメしたいドラマ」などと、5%台が目立った視聴率とは対照的にネット上での高評価が特長だった。前週7日の第8話はこうした“口コミ”が広がったのか、視聴率は1・5ポイントアップの7・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、同作の最高をマーク。最終回へのもり上がりを見せている。

 豪邸に住み、動作の一つ一つが華麗な役柄を演じるディーンのあまりのはまりっぷりと、浮世離れしたストーリーを記者も楽しんでいる1人。

 気になるのは、警視庁刑事部長・入間(高橋克典)、不動産会社社長・神楽(新井浩文)、有名俳優・南条(大倉忠義)への復讐がまだ遂げられていないこと。8話までに終わっていないのに、あと2時間で間に合うのだろうか。

 関係者に聞くと「最終回は本当にスピーディーで、より見応えのあるものになっています」という答えが返ってきた。

 取材に行った8話の撮影現場では、最終回の台本がまだ届いておらず、出演者も自身の役柄がどうなるのか、楽しみにしていた。ここまで奇想天外な展開が視聴者の心をとらえてきた作品だけに、最後も想像を超える驚かせ方をしてくれると期待している。(鈴木 美香)

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