室井佑月 かんぽ生命保険の不適切販売に「オレオレ詐欺より悪い」

[ 2019年7月11日 12:04 ]

室井佑月
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 小説家でタレントの室井佑月(49)が11日、コメンテーターを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。かんぽ生命保険の植平光彦社長が10日に都内で記者会見し、保険の不正販売問題に関し「多数の顧客に不利益を生じさせたことで信頼を損ねた。深くおわびを申し上げる」と謝罪したことに言及した。

 不利益が生じた契約は9万件を超え、2007年の郵政民営化以降、最大の不祥事となった。かんぽ生命は当初、顧客が同意しているとの理由で「不適切な販売ではない」と主張していた。保険の大半は日本郵便が委託を受け、郵便局などで販売している。会見には日本郵便の横山邦男社長も同席。横山氏は不正を防げなかった理由を、低金利や人口減少といった環境が変化する中で「営業目標が時代に合っていなかった」と説明し、過剰なノルマが背景にあるとの認識を示した。

 室井は「年配の人にちょっとお金を出させるとかってオレオレ詐欺とどっちがね…名前を郵便局ってかたっただけもっと悪いと思うよ」と指摘。その上で「何でもかんでも民間にするってことの弊害ってこういうことなのかな」と話した。

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2019年7月11日のニュース