加藤茶、体重38キロ…パーキンソン症候群 復帰の裏に妻・綾菜の献身「意地でも死なせるか」

[ 2019年10月11日 10:56 ]

仲良く「カトちゃんペ」を披露する加藤茶(右)と綾菜夫人
Photo By スポニチ

 タレントの加藤茶(76)と綾菜(31)夫妻が10日放送のフジテレビ「直撃!シンソウ坂上SP」にVTR出演。結婚3年目に加藤を襲ったパーキンソン症候群を引き起こした意外な原因や、当時のリハビリについて語った。

 14年6月にNHKの番組に出演した際「ろれつが回ってない」「表情が乏しい」などと重病説が流れたが、実際、その番組ロケから帰宅した際、手が震え出し、全身がけいれん。すぐさま綾菜が加藤をかついで車に乗せて病院に向かったところ、パーキンソン症候群と診断されたという。

 加藤は、結婚する5年前の06年に、大動脈解離を死の淵をさまよった経験がある。「当時、医師から薬を20錠くらい処方されたんですが、その中の1個が合わなくて。8年くらい飲み続けて。まあ、毒になるんだね」と薬の副作用がパーキンソン症候群を引き起こしてしまったと説明した。

 手足が硬直して動かなくなり、体重は38キロまでに激減。綾菜によると「のどの筋肉も衰えて、飲み込めなくなった」。加藤も「寝たきり状態。倒れたというより“死んだ”って言われて…」と振り返った。

 体から薬を抜き、筋肉を動かすリハビリを1年続けて、回復。加藤は「しんどかったですね。(綾菜は)俺と結婚してすぐに介護になっちゃったので」としんみり話したが、それでも綾菜は「(加藤が)『元気になって、また芸人として頑張りたい』って言っていたので、私は絶対にサポートしようと。意地でも死なせるかってぐらいの思いだった」と全力で支え切ったと力強く話した。

続きを表示

2019年10月11日のニュース