サンド富澤、今年のM-1は「見ていて恐ろしくなる大会」 審査の難しさ…「これからまた一年は自問自答」

[ 2019年12月24日 11:46 ]

「サンドウィッチマン」富澤たけし
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の富澤たけし(45)が24日、ブログを更新し、自身が審査員を務めた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2019」を振り返った。

 「年々漫才のレベルが上がっていてきています。平成から『ツッコミの進化』が止まることなく…」と富澤。ファイナリストのネタに触れ「ついに令和ではぺこぱがつっこまない、『受け入れ』というところにまで昇華させました。かまいたちは訂正であるツッコミに負けない開き直りのボケでツッコミを不安にさせ…ミルクボーイは、ツッコミが提案したり否定したりする形の漫才」と振り返り「本当に決勝3組にほとんど差はなく、どこが優勝してもおかしくなかった。みんなオリジナルな形を持ち、一年で進化させてくる。見ていて恐ろしくなる大会でした」と率直な思いを言葉にした。

 また、「漫才師達が1年間、ここに全てをかけてきています。審査員は『漫才』という点数の正解が無い物に短い時間で自分なりの点数を決めて、人の人生を変えてしまうボタンを押さなければなりません」と、審査をする上の難しさや責任の重さにも言及。「これからまた一年は『あそこは●点にすべきだったんじゃないか?』とか『こういう言い方の方が良かったんじゃないか?』など、自問自答が始まります」と告白した。

 今年も相方の伊達みきお(45)に点数をメールで送ってもらい、番組収録後に答え合わせをして「ほぼ同じぐらいの点数」だったという。「だから来年はぜひツッコミの目線で審査員をやってもらい、自分が家でピザ、いや、ピッツァを食べながら見てゆっくり寝たいたものです」とユーモアたっぷりにつづり、「すごい大会でした!ミルクボーイおめでとう!」と呼びかけた。

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