フジテレビ 新型コロナ禍で「放送が間に合わないという状況にはまだ」

[ 2020年3月27日 17:58 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 フジテレビは27日、遠藤龍之介社長の定例会見で、新型コロナウイルスの影響で「撮影が止まってしまって放送が間に合わないという状況にはまだなっていない」と報告した。

 石原さとみ(33)主演で4月9日にスタートする「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(木曜後10・00)は、医療ドラマのため、ロケ予定だった病院が別の場所に変更になったとされる。

 新型コロナウイルスの各番組への影響や余波について、石原隆取締役は、「病院という設定に限らず、ロケの事情にいろいろな影響が出てきているとは聞いておりますが、今のところロケ場所が完全に使えなくなったとか、ロケが不可能になったという話は聞いておりません」と各ドラマなどの撮影状況を説明。

 「今後、そういったこと(ロケ不可能な状況)が起きる可能性も視野に入れていかないといけない。スケジュールを含めて撮影の準備を、スタジオの方に出来るものは持って行くとか、ロケの場所を考え直すこととか、いろいろな選択肢を持って準備している」とした。

 バラエティー番組については、「特にロケの場合、多く人が集まってしまうようなことにならない形に、アレンジして行うように心がけている」と強調。

 海外ロケについては「予定していて、それを止めて、何かに差し替えて国内でやっていることも聞いておりません。たまたま、この時期、大きな海外ロケがなかった」と現時点の影響は出ていないという。

続きを表示

2020年3月27日のニュース