松岡修造氏、ステイホームで家族がギスギスしないための“5つのルール”紹介

[ 2020年4月28日 16:36 ]

松岡修造氏
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 元テニス選手でスポーツキャスターの松岡修造氏(52)が27日放送のテレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜後9・54)に自宅からリモート出演し、ステイホームで家族がギスギスしないための“5つのルール”を紹介した。

 外出自粛期間中は主にテニスのジュニア選手に向けて強化メソッドを伝える動画などを配信している松岡氏は「今はステイホームで、自分に何ができるのかを考えさせられます。家にいるからこそ一番考えさせられるのが、家族のことですよね」とステイホームの話題に。

 「こんな状況なので、みんな不安ですし、イライラが募ってきます。一緒にいる時間が増えれば増えるほど、もめ事が出てくる可能性があるんですよね。皆さんの中でも同じ思いをしている人がいるんじゃないかと思いますが、僕は大きな気づきがありました。妻や子供、相手を変えるのではなく、自分自身が変わらないといけないんじゃないかと」と持論を述べた。

 そして、「その中で、自分への戒めを含めて勝手に松岡家ルールを貼りました」と、家族がギスギスしないための5つのルールを紹介した。

【(1)人の話を聞く】
 「どうしてなのか、同じことを言われれば言われるほどイライラしちゃって。(熱心なアスリート取材などを)外ではできるのに、家ではできない。家族にいつも言われます。人の話は聞きましょう」

【(2)否定しない】
 「“何々しちゃ駄目”だと否定しないことですね。“何々だから”という言葉がどうしても先行してしまう。否定しちゃ駄目ということですね」

【(3)周りと比べない】
 「今だからというのがありますが、あそこってあんなことしているぞって。いろんなものに振り回されてしまう。ちゃんと家族で話し合って決めていかないとと感じます」

【(4)なるべく笑顔】
 「なるべく笑顔。“なるべく”ですね。朝から妻や子どもたちが『お父さん、なんで怒っているの?”って。僕は全然怒ってないんですよ。でも、どこかでブスーっとしているんでしょうね。僕は(周囲に)“笑顔の金メダルを獲ろう”といつも言っているのですから、こういう時だからこそ家庭では笑顔でいたいですね」

【(5)ありがとう】
 「とにかく“ありがとう”ですね。気付いたら言う。声に出して伝えることによって前向きになっていくんじゃないかなと思う」

 松岡氏は「今はステイホームということでいろいろなことに気付かされると思いますが、できるだけ前向きにいけるか、そこが大事だなと思います」とコメントした。

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2020年4月28日のニュース