【船橋記念】キャンドル重賞初V!鞍上・御神本は3連覇「結果を出せて良かった」

[ 2020年1月9日 05:30 ]

船橋記念で重賞初制覇を決めたキャンドルグラス
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 短距離重賞の「第64回船橋記念」(S3)が8日、船橋競馬場で行われた。2番人気のキャンドルグラスが直線抜け出し優勝した。同馬と2着ノブワイルドには「第11回フジノウェーブ記念」(S3、2月26日、大井)への優先出走権が与えられた。

 ハイペースで逃げるノブワイルドを射程圏内にきっちり捉えて4番手で迎えた直線。馬場の真ん中に持ち出すとすかさず末脚にエンジンがかかった。一完歩ごとに差を詰めていくと半馬身かわしてゴールした。

 このレースの18、19年をアピアで制していた御神本はこれで3連覇。「相性のいいレースで、いい馬に乗せてもらって結果を出せて良かった。前走でこの距離に対応できるのも分かったし、初めて重賞を獲らせられたのもうれしい」と笑顔を見せていた。川島一師も「体がしっかりしてきたのが頼もしい。次走は状態を見てからだが、次が楽しみ」と語った。スプリント戦線に楽しみな1頭が現れた。

 ◆キャンドルグラス 父サウスヴィグラス 母ブローザキャンドル(母の父サンデーサイレンス) 牡6歳 船橋・川島正一厩舎 馬主・吉田照哉氏 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績29戦11勝(南関東25戦9勝)総獲得賞金9044万円。

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2020年1月9日のニュース