【根岸S】JRA史上初の珍事 関東重賞の出走全馬が関西馬

[ 2020年2月2日 18:12 ]

<東京11R根岸ステークス>最後の直線で叩き合う、レースを制したモズアスコット(中央)。2着のコパノキッキング(右端)=撮影・郡司 修
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 東京開幕週のダート重賞「第34回根岸S」(G3、1400メートル)が2日に東京競馬場で行われ、ルメール騎乗の3番人気モズアスコット(牡6=矢作、父フランケル)が優勝した。なお、出走した16頭は全て関西馬で関東(福島・新潟・中山・東京)の競馬場で出走全馬が関西馬だったのはグレード制が導入された84年以降、初めてのことだった。

 これまでJRA重賞レースは、関東の競馬場で関東馬のみ、関西(中京・京都・阪神・小倉)の競馬場で関西馬のみであったことはそれぞれあったが、関東の競馬場で出走全馬が関西馬だったことはなかった。なお、関西の競馬場で出走全馬が関東馬であったことは1度もない。

 JRAの競走馬は関東(美浦トレセン)、関西(栗東トレセン)にそれぞれ所属が分かれている。

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2020年2月2日のニュース