ミシェル、サウジでムチ使用違反行為により6日川崎騎乗停止 3日は川崎で1勝「満足」

[ 2020年3月4日 05:30 ]

川崎1Rで勝利を挙げ口取りで笑顔のミシェル
Photo By スポニチ

 地方競馬の短期免許で騎乗中のフランス人女性騎手ミカエル・ミシェル(24=川崎・山崎裕)が6、7日の2日間騎乗停止となった。7日は地方での騎乗予定がないため実質1日となる。サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で2月28日に行われた騎手招待競走「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」で騎乗した際、サウジアラビア・ジョッキークラブからムチの使用に関する違反行為により、6、7日の騎乗停止が下された。3日、神奈川県川崎競馬組合が同クラブの通知にのっとり、同様の処分を下した。

 「サウジアラビアは規則が厳しく、2回連続でムチを使うと処分の対象になってしまう。次からは気をつけたい。金曜(6日)は8鞍を予定していたので残念」と肩を落とした。なお、8日のスペインでの騎手招待競走への参戦も見送ることが決まった。

 また3日、同騎手は川崎で7鞍に騎乗。最初の騎乗となった1Rワーグモントで勝ち、地方通算勝利を「17」に伸ばした。「2着も2回あったし満足できる騎乗内容だった。いい一日でした」と、こちらに関しては笑顔で振り返った。

続きを表示

2020年3月4日のニュース