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カズ“母校”静学にご褒美グアムV旅行計画「感動しましたっ!」

[ 2020年1月15日 05:30 ]

合宿先のグアムから帰国した三浦は母校の優勝を伝える本紙を手に笑顔(撮影・沢田 明徳)
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 横浜FCのFW三浦知良(52)が全国高校選手権を制した“母校”静岡学園に「グアム島V旅行」をプレゼントする計画を明かした。14日、自主トレ先のグアムから帰国した。到着した成田空港では「感動しましたっ!プロも頑張らないとね」と満面の笑み。優勝の余韻を楽しんでいた。

 南国グアムでもカズは共に戦っていた。決勝の前半終了時はプールでリカバリー中。「0―2で負けてたので一度盛り上げようとプールサイドで校歌を歌いました」。その後はスマートフォンでチェック。後半の大逆転には思わず「ウオーーッ」と叫び声を上げ、優勝の瞬間は「もう一度、校歌を歌いました」。母校愛にあふれていた。

 当然“ご褒美”も弾む。「グアム旅行も含め、できれば皆さんのご希望に沿えるようにしたいね」とニヤリ。実は93回大会で8強に進出した際、優勝したら2泊3日のグアムV旅行プレゼントを公言しており実現すれば6年越しとなる。ただ高校3年生は進路もさまざま。静学OB会や関係者にも配慮しながら最終的に同OB会幹事の川崎FのMF大島らと相談して詳細を決める意向だ。

 高校1年の途中でブラジル留学したカズだが、静学スタイルは原点の一つ。「(専属マッサーには)“よく校歌を覚えてますね、8カ月しか在学してなかったのに”と言われました(笑い)。エネルギーにしたいね!」。フィリピンの噴火の影響で帰国が1日遅れたが、体調も万全。13年ぶりのJ1へ、キングが最高の力水を得た。

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