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清水DFエウシーニョ グラウンドでの練習再開!完全復活へ一歩「痛みも違和感もない」

[ 2020年3月21日 05:30 ]

ピッチでの練習を再開したエウシーニョ
Photo By スポニチ

 清水のブラジル人DFエウシーニョが20日、完全復活へ向けた一歩を踏み出した。股関節痛で室内での練習が続いていたが、この日グラウンドでの練習を開始。スパイクを履いてボールを蹴るなど約1時間、汗を流した。

 「痛みも違和感もなく練習することができたので、うれしかったです」とここまでは順調な回復ぶり。「(ピッチに立ってみて)一日も早くチームメートと一緒に練習したいと思いました。今はしっかりとリハビリをしてできるだけ早く戻ってこれるようにやっていきたいです」と意欲を見せる。

 15年から18年まで川崎Fに所属し17、18年のリーグ連覇に貢献した。完全移籍で加入した昨季は右サイドバック(SB)の主力としてリーグ27試合に出場し4得点。終盤は股関節の痛みを抱えながらプレーを続けJ1残留に導いた。今季はチームが始動して以降も母国でケガの治療に専念。1月26日~2月4日の鹿児島春季キャンプには参加せず、先月17日にチームに戻ってからも別メニューで調整を続けた。全体練習合流のメドは立っていないが「あせらずにやっていければ」と見据えた。

 クラモフスキー監督の掲げる攻撃的スタイルでSBは鍵を握る存在。サイドだけでなく中央で攻撃の組み立てへの参加も求められる。今季来日6季目を迎える助っ人は「映像で見て監督のサッカーは理解している。一日も早くチームに貢献したい」と力を込めた。

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2020年3月21日のニュース