桃田、交通事故で負傷 マレーシアのスポーツ相も面会に…「最善の治療を」

[ 2020年1月13日 15:42 ]

桃田らを乗せ、事故に遭ったワゴン車=13日、クアラルンプール近郊(マレーシア消防当局提供・共同)
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 マレーシアの首都クアラルンプール近郊で13日、バドミントンの国際大会で同国を訪れていた男子シングルス、世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)らを乗せたワゴン車が大型トラックと衝突し、ワゴン車の運転手が死亡、桃田は鼻を骨折した。

 マレーシアの警察当局などによると、桃田は命に別条はないが、鼻を骨折して唇付近を縫う負傷もした。日本バドミントン協会によると、全身を強く打って顎や眉間にけがをしたが、骨折の情報は入っていない。

 消防当局などによると、13日午前5時ごろ、桃田ら日本人3人を乗せたワゴン車がクアラルンプール空港に向け高速道路を移動中に事故が発生。同乗していたトレーナーの森本哲史さんは腕を骨折し、コーチの平山優さんも顔などにけがをした。

 マレーシアのサイドサディク青年・スポーツ相は病院で桃田らと面会、「痛ましい事故。桃田選手らが最善の治療を受けられるようにする」と述べた。ズルキフリ保健相は「CT検査などの結果、(桃田に)深刻なけがはなかったと聞いている」と説明した。在マレーシア日本大使館の岡浩大使も見舞いに駆け付けた。(共同)

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2020年1月13日のニュース