陣内貴美子 交通事故で負傷の桃田を心配「時間の経過とともに…」

[ 2020年1月13日 18:51 ]

キャスターの陣内貴美子
Photo By スポニチ

 バドミントンのバルセロナ五輪代表でキャスターの陣内貴美子(55)が13日、日本テレビ「news every.」(月~金曜後3・50)で、バドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25・NTT東日本)が、13日にマレーシアで事故に遭い、顔などにけがをしたことについてコメントした。

 日本バドミントン協会によると、桃田は全身を強く打って顎や眉間にけがをした。一報を聞いた陣内は「命に別状はないっていうことで安心した」と話し、続けて、協会関係者の話として「運転手の真後ろの席に桃田選手は座っていた」と明かした。

 マレーシアオープンで決勝を戦った10時間後、桃田らの乗ったワゴン車が大型トラックと衝突したことから、「(桃田は)眠っていた可能性もあるんじゃないか」とコメント。「今は気が張っていて、自分は大丈夫ですって言ってるかもしれないけども、時間の経過とともに痛みとか吐き気とか出てくる可能性はあると思います。あと、頭を打ったということで、MRIの検査もちゃんと受けて欲しいです」と述べた。

 東京五輪代表に内定しておりポイントを取る必要がない桃田がマレーシアオープンに出場したことについては「出ないという選択肢ももちろんあった」とした上で、「本人の、去年までいい流れで試合をやってきて、実績も残している。そのままのいい形で(五輪に)つなげたいという気持ちもあって、自分は出たいんですって希望した大会だった」と明かした。

 また、バドミントンが国技のマレーシアでは「とにかく、ラケットを持っている選手へのリスペクトってすごいんです」と解説。「(世界ランキング1位の)桃田選手のこの事故っていうのは、たぶんこれから非常に大きく報じられると思います」と、マレーシア国内でも注目を集めると推測した。

 桃田を度々取材するなど、直接連絡を取れる関係の陣内だが、「協会関係者の方から、情報は一本化した方がいいっていうことで、それ以降は協会の窓口を通そうっていうことで、みなさん今は自制してくださいっていうふうになっています」と、自身から直接連絡はしていないと語っていた。

続きを表示

2020年1月13日のニュース