ウィザーズ指揮官 八村の活躍に「向上心旺盛な精神面を気に入っている」

[ 2020年2月12日 14:29 ]

ブルズ戦で奮闘したウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(22)は11日、本拠地ワシントンDCで行われたブルズ戦に先発し、鼠径(そけい)部負傷から復帰後最多の20得点、4リバウンド、3アシスト、2スチール、2ブロックショットをマークして126―114の勝利に貢献した。

 八村に関するウィザーズのスコット・ブルックス・ヘッドコーチのコメントは以下のとおり。

<試合前>

 ――八村はどんな戦力になっているか。

 「塁はスコアリングオプションの1つになっている。素晴らしい身体能力を持っていて、安定したプレーヤーだ。若いルーキーなのに、いつも安定している。毎試合で14得点、7、8リバウンドが計算できる。戻ってきてくれて嬉しい。23試合も離脱したのに、離脱していなかったような活躍ぶりだ。何が素晴らしいかって、その安定感だ」

 ――それだけ安定している理由は。

 「育った環境も関係あるのだろう。ルーキーがこれほど安定しているのは珍しい。若い頃からきっちりとした土台ができていたのだろう。もちろんゴンザガ大のフュー・ヘッドコーチの影響も大きい。ゴンザガ大のスタイル自体が安定感たっぷりだ。毎年強くて、12年くらい同じメンバーでやっているのではないかと思ってしまう。塁はそういう環境でやってきたから、指導する側からすると、その安定感はものすごくありがたいことだ」

<試合後>

 ――復帰後の八村の活躍について。

 「試合前にも話したが、彼は安定している。ルーキーが安定した活躍をするのは簡単ではない。多くのルーキーは2、3年は必要だが、彼にはそれができている。今夜は20得点、4リバウンドで、いつも14点前後を挙げてくれる。まだ学ぶべきことも多いが、向上心が旺盛な彼の精神面を私は気に入っている。私たちも彼を向上させていきたい」

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