バレー石川祐希「僕は元気に生活」新型コロナ禍のイタリア現況を報告

[ 2020年3月21日 05:31 ]

バレーボール全日本男子の石川祐希
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 バレーボールのイタリア1部パドバに所属する石川祐希(24)が21日、新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦が中断となっている現状についてコメントを発表した。「僕は体調を崩すことなく、元気に生活することができています」と無事をアピールした。

 イタリアでは今月8日にパドバを含む14県を封鎖。続いて国民の移動制限や学校、スポーツジムなどが閉鎖された。無観客試合で行われていたスポーツも中止となったほか、死者数が中国本土を上回るなど深刻な事態に陥っている。バレーボール1部は4月3日までリーグ戦が中断となっていて、チーム練習もできていない状況だという。石川は「国全体で移動制限がかかり、最小限の外出しか許されない」と状況を報告した。

 現時点では4月4日以降のリーグ戦の予定や所属クラブの練習再開予定は見通しが立っていないが、石川は「早く状況が改善して、練習や試合が再開されたときにいいニュースが届けられるよう『プレーオフ出場』という今季の目標に向かって今できる準備を続けていく」と力強く語っていた。

 石川はリーグ戦が終わり次第帰国して全日本に合流する予定。「今は日本もイタリアも苦しい時期ですが、手洗いうがい、体調管理をしっかりとしてこの苦境をみんなで乗り越えましょう。少しでも早く皆さんの前でプレーできる日を心から楽しみにしています」と熱いメッセージを寄せた。

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2020年3月20日のニュース