柔道五輪代表 4月に男子66キロ級も選出へ その後再選考の可能性も

[ 2020年3月25日 13:02 ]

阿部一二三(右)と丸山城志郎
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 東京五輪の2021年延期が決定する中、柔道の全日本選抜体重別選手権(4月4、5日、福岡国際センター)が、当初の予定通り日本代表の最終選考会として開催される見通しとなった。全日本柔道連盟の中里壮也専務理事が25日、東京都内で取材に応じ、「(20年開催の)前提が変わっているので微妙な位置付けだが、ひとまず(選考会として)実施するしかない」と説明した。日本代表は男女計14階級中13階級が内定しており、同選手権では唯一決まっていない男子66キロ級の丸山城志郎(ミキハウス)、阿部一二三(日体大)の代表争いに注目が集まっていた。

 全柔連会長でもある日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は同日、代表選考については各競技団体の判断を尊重するとの発言している。全柔連も一旦全14階級の代表を決定後に再選考する可能性を残しているが、中里専務理事は「きちんと理事会で議論して決める。リーガルチェックも必要」と話した。

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