石川遼、全米プロ出場を計画 出場なら海外メジャーは5年ぶり

[ 2020年7月1日 05:30 ]

5年ぶりのメジャー挑戦となる石川遼
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 男子ゴルフの石川遼(28=CASIO)が、8月6日から始まる全米プロ選手権(カリフォルニア州)に出場を計画していることが、30日分かった。関係者は「まだエントリーはしていないが、7、8月は国内ツアーもない。出場する方向で準備している」と話した。同大会は2014年大会以来6年ぶり、海外メジャーは15年の全米オープン以来5年ぶりとなる。既に9月の全米オープン(ニューヨーク州)の出場資格も得ている石川は、現在世界ランクが99位。例年100位以内の選手に招待状が届いており、今後招待される見込みだ。

 この日、8月20日開幕の国内ツアー、長嶋茂雄招待セガサミー・カップ(北海道・ザ・ノースカントリーGC)の中止が発表された。全米プロに出場した場合、帰国後2週間の待機で連覇が懸かっていたセガサミー・カップ出場が難しくなることが懸念材料だったが、日程的にも渡米しやすくなった。

 石川は9、10日に行われるゴルフパートナー・エキシビション(茨城・取手国際GC)に出場。今月中旬にも渡米し、コロナ対策のため現地で自主待機して大会に臨む予定だという。今年の全米プロが行われるTPCハーディングパークは、09年に大会史上最年少18歳でプレジデンツカップに出場しタイガーウッズらと戦った思い出の地。久々となる海外メジャーでの戦いが注目される。

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2020年7月1日のニュース